最近、うちの近所に出没するようになった「デカクロ」ちゃんを紹介します。
「デカクロ」ちゃんという名前はあくまでも我が家で勝手に呼んでいるだけで、本名は不明です。

デカクロちゃんは、オスの半野らだと思われます。
とにかくデカくてガッシリしていて、所々に歴戦の傷跡があったり。

人懐こくてね、すぐ人の脚にピタッと体を寄せてきます。
写真を撮っては撫でたりしていたら、ゴロンしちゃいました。

人を見ると、でかい声で「ぐあお~ん、ぐあお~ん」言いながら寄ってきたり後をついてきたりします。

家族とも話してるのですが、どうも「デカクロ」ちゃんは一応どこかに自分の本宅はあるものの別宅を探しているのではないかと。
とにかく、「ぐあお~ん、ぐあお~ん」(俺を家の中へ入れろ!俺を飼え!)と何度も何度も訴えてくるのですわ。
我が家の前の道路で写真を撮りながら遊んだ後、「じゃあね、バイバイ」して帰ったら、「あっ!うちの外階段を昇って来た!」。

外階段を昇った所の門扉の前で、しきりに「ぐうわお~ん」(扉を開けい!)と訴える「デカクロ」ちゃん。
でも開けてあげませんでした。

家の中に入ってすぐ煙草とお茶を持って玄関ポーチへ出たところ、「デカクロ」ちゃんがフェンスをくぐったのか乗り越えたのか、庭へ侵入。
軒下の半分壊れかけのベンチの上に乗り、「ぐうわお~ん!」(入れろ~!)とうるさいうるさい。
仕方なく、我が家の最終兵器、内弁慶の「ポチお嬢様」にご足労願った次第。
お互いチラ見しつつ。。「デカクロ」ちゃんがおとなしくなってしまい。
最後はポチお嬢様が「ふ~、しゃ~!」(立ち去れい!)と一喝して、「デカクロ」ちゃんは寂しそうに消えて行きました。

一仕事終えた「ポチお嬢様」は、その後、お気に入りの箱の中で御就寝あそばされました。
お嬢様にはご褒美に「じゃこ」が献上されました。
「デカクロ」ちゃん、家の中は駄目だけど、庭までだったら別に来てもいいよ。
END
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