私の朝食メニューはいつも、
①神戸屋の厚切り食パン 1枚 (バターが練り込んである、各種ジャム)
②カップのヨーグルト 1個 (種類色々)
③ホットコーヒー 1杯 (挽いた豆のやつ、砂糖なし、ミルク少々)
私がオーブントースターでパンを焼き、コーヒーを作り始める。 決まってくろまめ+きなこの猫坊や達が目をキラキラさせながら「にゃ~にゃ~」とうるさく寄って来る。 私は台所のカウンターを背に、立ってパンを食べる。 何故かと言うと、座って食べると猫坊や達が皿に手をかけてきてパンを取られるから。 くろまめが私の足元に座って待機。 きなこはカウンターの上に乗って待機。 パンを食べ終えると、私は「しょ~がないな~」と言いながら居間へ向かう。 猫坊や達が追いかけて来る。 親指の半分ぐらいの大きさのパンの耳部分をさらに細かく千切りながら皿や床に置いて猫坊や達に交互に与える。 くろまめはこのパンが大好きで、与える先からパクっと飲み込むように食べてしまい、次のかけらを待っている。 きなこはそれ程でもなく、小さなかけらを時間をかけてゆっくり咀嚼しながら食べるか、時には食べないこともある。 それをくろまめが横取りすることもある。 最後は4,5片を皿に置いて、私は先に台所へもどりヨーグルトを食べ始める。 すぐさまきなこが追いかけて来る。 きなこはヨーグルトが大好き。 きなこがカウンターの上に飛び乗り、私が食べ終えるまで待機。 残りの食パンの小片を食べ終えたくろまめが駆け付け足元に待機。 私は「しょ~がないな~」と、右手でカップを持ち、回転させながら内側に少々多めにつけて残してあげたヨーグルトきなこに舐めさせる。 きなこはカップの内側の舌の届く範囲を美味しそうに、且つ念入りにぺちゃぺちゃと舐める。 同時に、左手に持ったカップのフタの内側に少しだけつけてあげたヨーグルトをくろまめが舐めまわす。 くろまめは舐め終えると、そのまま「もう用は無い」と言わんばかりにくるっと向きを変えて居間の方へ行ってしまう。 「はい、おしまい!」 そう言うと、私はヨーグルトのカップを水洗いする。 その様子をきなこが興味深々で、或いは名残惜しそうに眺めている。
猫坊や達がこれで満足するはずがない。 私がカップ(プラゴミ)を捨てると、すぐさまメインディッシュのご飯(カリカリ)を「にゃ~、にゃ~」ハモリながらうるさく要求してくる。 「まだちょっと時間早いんじゃないの?」と聞いても理解してもらえず。 根負けした私は、「わかった、わかった!」とご飯(カリカリ)を準備する。 「はい、ご飯欲しい人、手~挙げて~!」と言いながらご飯をあげる。
これが、毎平日朝の私の儀式なのであります。
以前、蓋の無いかごに入れて保管していたパンを、パンに味をしめた猫坊や達に食べられたことがある。 最近では、その対策としてゆるい蓋付コンテナにパンを入れてマジックテープのゴムバンドでしっかり固定し、カウンターの上に置いて保管している。

これで大丈夫と思いきや、あやつらは私や家族がこれを開けてパンを取り出すころをしっかり観察している様でして。。。 今週半ば、妻が外出の準備をし出すと、猫坊や達がそろって「行くの?行くの?」みたいに目をキラキラさせながら妻を見送っていた。
留守になった家に最初に帰って来た子供が目にしたのは。

台所の床の上に落ちたコンテナと、このざまよ!
居間では猫坊や達がスヤスヤお昼寝中。
夕方、会社に居る私に妻から「パン全滅」メール。
私は会社の帰りにmyパンを買って帰ったさ~。
帰宅して、猫坊や達を抱き上げて「パン食っただろ~?」と尋問して(怒って)も、「おれは何もしていない!」風な目で見返され、反省の色も無くおしまい。 ちょっと面白いのが、あやつらは自分が悪いことをしたと認めると目をつぶったり、横向いて視線をそらすんですよ。

反省の色なし。
かじられたパンは、猫坊や達には与えず、庭に蒔いてカラスなどの鳥の餌にしています。
猫坊や達は窓の内側から餌を啄ばむ鳥達に向かって「にゃにゃにゃ・・・・」と。
長々とお付き合い頂き、有難うございました。m(_ _)m
最近のコメント