水彩色鉛筆画ですにゃ。 原画Size(287mm x 202mm) 商用利用禁止
作品No.173 ブッシュドノエルに住む猫
遅ればせながら、クリスマスに因んだ絵を描きました。🎨
ネタが思いつかなくて、やっと描けた次第。
ブッシュドノエルを食べる時は気を付けてください。
猫が住んでるかもしれません。
( ^ω^ )
猫麻呂画伯のメル変話:📖🖊
今日はクリスマスイブ。
家の中を散歩していた紫猫さんが台所のテーブルの上の皿に「ブッシュドノエル」があるのを見つけました。
「美味しそうなケーキをみつけたにゃ」
「よし盗み食いするにゃ」
と、ケーキをよく見たら、
そこには小さな黒猫さんが住んでいました。
「ね~小さな黒猫さん、ケーキ味見させてくれませんか?」
と、紫猫さんが聞きました。
「だめだにゃ。住んでるんだから」
「食べたいの? じゃあ、天井のサンタとトナカイなら食べていいよ。砂糖菓子だから」
と、黒猫さんは言いました。
「ありがとにゃ。いただきまーす」(パクパク)
「美味しかった。ご馳走さまでした」
と、紫猫さんは台所を後にしました。
(おしまい)
鉛筆画です。(原画Size 287mm x 202mm) 商用利用禁止
作品No.171 改造された男
デジカメで自撮りした写真を見ながら、サイバーパンク風な絵を描いてみました。当初、漫画・アニメ「北斗の拳」に登場する雑魚キャラのモヒカン頭にする予定でしたが、気が変わって魔改造してしまいました。
顔の骨格、眉毛、目鼻口耳、メガネはほぼ自分に似てる感じで描けたかな。写真の目つきが悪くて、絵の目つきもちょっと怖くなってしまいましたが、サイバーパンクに合ってるかもね。
( ^ω^ )
猫麻呂画伯のメル変話:📖🖊
男が夜の公園を散歩中、突然、上から真っ白い強烈な光に照らされた。
体が浮き上げるのを感じたが、それっきり記憶が遠のいた。
気付くと男は、公園のベンチに横たわっていた。
「あれ?どうしたんだろう?何だか頭が涼しいなあ~」
頭部に手を持って行くと、
「え?え?何これ?」
慌てて公園のトイレに駆け込み鏡で自分の顔を見てみた。
「ひえ~!」
男は驚愕した。
頭髪が全て剃られ、頭頂部の骨が大きく外され、脳味噌の代わりにレトロ風な装置が組み込まれていた。
痛みは無い。
男は自宅にもどって機能検証してみた。
「どうやら、この機械脳はICチップに置き換えられ、外付けのゼンマイを巻くことでチップが活性化され、思考力、発想力が増幅される様だ」
「なるほど、名案が浮かぶと頭の中の電球が4段階で光る様だ」
「ふむふむ、側頭部から突き出たアンテナから多種多様な無線情報が受信できるぞ」
「おっ、チップに格納された情報が無線送信できるぞ」
「たまにゼンマイを巻くのが面倒だけど、寝て脳を休ませる必要がないのか全然眠くならないや」
「素晴らしい♪」
男はそのまま日常生活を続けた。
(おしまい)
水彩色鉛筆画だぴょん(原画Size 287mm x 202mm) 商用利用禁止
作品No.170 うさぎの大黒様
今年最初の作品、今年の干支のうさぎの大黒様を描いてみました。🐰
大黒天の起源はインド神話の神であるマハーカーラ。大黒天は日本の民間信仰に合わせて姿を変えた神様です。五穀豊穣、開運、出世、財運向上などの神様として知られています。七福神のひとつで、肩に大きな袋を背負い、右手には打出の小槌を持った姿、米俵の上に乗った姿が有名です。
個人的な妄想ですが、インドから日本に伝わって「大黒様」に変化し、反対方向の西洋に伝わって「サンタクロース」に変化したのかもしれませんね。
何れにせよ、ぴょんぴょん元気に行きましょう。
そうしたら大黒様が幸運をもたらしてくれます。たぶん。。。
( ^ω^ )
水彩色鉛筆画だにゃん (原画Size 287mm x 202mm) 商用利用禁止
作品No.169 ローストチキンの謝罪
いつもクリスマス前にクリスマスに因んだ作品を描いて紹介していたのですが、今回は構想に手間取りましてクリスマスが過ぎてしまい年末ギリギリの紹介となってしまいました。
私に代わりローストチキンが遅れたお詫びをいたします。🍗
( ^ω^ )
猫麻呂画伯のメル変話:📖🖊
ここは猫の王国。
クリスマスの宮中晩さん会に供されることになっていたローストチキンが食卓に載せられる直前に「食べられてたまるか!」と、城から逃亡した。
「ひっ捕らえるにゃ!」と、白猫の王様。
7日後、村に潜伏していたローストチキンが甲冑兵によって捕らえられた。
「王様、捕らえましたでござる。こやつ、酒場で飲んだくれてました」と、甲冑兵。
「ひ~、王様、お許しを!」と、ローストチキン。
「だめだにゃ!おまえは今晩のおかずにゃ!」と、白猫王。
その晩、ローストチキンは「おかずの刑」に処せられ、白猫王に食べられた。
深夜。
「いたたたた!腹が痛いにゃ!」と、白猫王。
どうやら7日も経ったローストチキンが腐ってた様です。
(おしまい)
(=^・・^=)🍗
水彩色鉛筆画だにゃん (原画Size 287㎜ x 202mm) 商用利用禁止
作品No.168 ジャックと黒猫
ハロウィンに因んだ作品を描いてみました。
大きな月を背景にカボチャのジャック君の上に乗ってドヤ顔する黒猫さんです。
( ^ω^ )
猫麻呂画伯のメル変話:📖🖊
ハロウィンの夜は街中に無数のカボチャのジャック君達がゴロゴロ、ゴロゴロ転がりながら家々を訪問してお菓子を要求します。
ひとりのジャック君が道を転がってると空の彼方から黒猫の悪魔の親分が子分を引き連れて飛んできました。
黒猫の悪魔の親分はジャック君の頭の上にチョコンと着地しました。
「どや! 上手く着カボチャで来たにゃん」
びっくりしたジャック君は困り顔で言いました。
「ちょ、ちょっと重いんですけど。どいてくれません?」
親分は全くどいてくれません。
ジャック君は仕方なく親分を乗せたままゴロゴロ、ゴロゴロ転がって行きました。
ある家の玄関前に来た時、ジャック君は呼び鈴を押し、出てきた家人に言いました。
「トリック オア トリート!」
家人がクスクス笑いながらペロペロキャンディーを2本手渡そうとしました。
その瞬間、黒猫の悪魔の親分が「いっただき!」と叫びながら2本のペロペロキャンディーを家人の手からかすめ取り、パタパタ飛んで逃げて行きました。
ジャック君と家人は唖然としました。
(おしまい)
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